水田野菜の王様、「あずまのブロッコリー」

稲敷市の東地区は、首都圏から50Kmと近距離にあり、茨城県の南東部に位置し比較的温暖な 気候条件と平坦な農地に恵まれ、歴史的にも米の早場米産地として農業と共に発展してきました。
ブロッコリーについては、現在までの生産調整制度の中で、水田野菜の育成として町を挙げて推進してきました。
しかし、販売については、京浜市場に出荷し高い評価を得ていますが、今後国内での産地間競争や海外からの輸入ブロッコリーの急増はたいへんな脅威となっています。
現在、新鮮で安全性の高いブロッコリーを生産すべく、省力化や低コスト化に力を入れながらも有機肥料栽培や葉付きのブロッコリーの出荷にもチャレンジしています。

このブロッコリーはJA稲敷から市場に出荷されるため、直接販売は出来ませんが、 スーパーなどの店頭で「あずまブロッコリー」を見かけた時は是非ご賞味をお願いします。

知ってトクするブロッコリーのチカラ

ブロッコリーには、風邪の予防だけでなく、発ガン性物質の生成を抑えるビタミンCや、 カロチン、ビタミンB1などが豊富に含まれています。また食物繊維も多いので、血糖値を正常に保ち、糖尿病の予防や治療に役立ちます。 ビタミンCはゆでると流れ出てしまうので、さっとゆでましょう。 脂質に溶けるビタミンAも含んでいるので、油で炒めて食べるとビタミンの損失も少なく おいしく食べられます。